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応援コメント

玉城ティナ
俳優・モデル
国のために、自分自身を捨てろ。家族を置いてたった1人でペリリュー島に上陸してきた、沢山の若者たち。
彼らの事を思うと苦しくなる。柔らかな絵柄とは裏腹に、胸が締め付けられるほどの残酷さが描かれている。
あの時代は当たり前だったのだ。信じたくないけれど。終戦から80年。ペリリュー島の戦いを、絶対に忘れてはいけない。
笠井信輔
フリーアナウンサー 
衝撃。感涙。かつてないアニメ体験。
三頭身のかわいいキャラで「本物」の戦争を描くとこんなにも刺さるものなのか! 
このアニメだからこそ、日本人兵士1万人のうち34人だけが生き延びた壮絶なペリリュー島の戦いの「狂気」と「優しさ」を同時に描けたのだ。
戦後80年「火垂るの墓」「この世界の片隅に」に並ぶ反戦映画が誕生した。
ひうらさとる
漫画家
可愛らしいフォルムで描かれたそこにいるようなキャラクターたちが、
恐るべき殺戮を繰り返し、病で、飢えで無残に散っていく。
これほど戦争の理不尽さを描く手法があるだろうか。
“戦争もの”は観れないという人たちにこそぜひ!バズって欲しい!
松本穂香
俳優
起きたことを無かったことにしてはならない。
戦争がもたらした、数え切れない悲劇のひとつひとつを、風化させてはいけない。
現代を生きる私たちと何も変わらない生身の人間が、戦争によって何を失い、何と戦わな
ければならなかったのか
、改めて考えさせられました。
現代の私たちは、忙しなく色んなものが通り過ぎていく日々の中で、大切なものを見失い
つつあるのかもしれない、そんな気付きを与えてくれる映画でした。
赤ペン瀧川
映画プレゼンター 
戦争が全てを奪っていく。若者の命を、人生を、夢を。
そんな絶望だらけの日々の中、小さな希望を見つけ、
生きる事を諦めなかった男たち。

その姿を目に焼き付け、その想いを胸に刻もう。
美しい景色と可愛らしいキャラクターにより
戦争の恐ろしさが100倍になっている傑作アニメだ。
油断してたら胸をえぐられるぞ!
中村佑介
イラストレーター・中村佑介
隣に死があるからこそ世界が美しいだなんて
そんな哀しい話はあってはならないのです
だから何気ないことを愛せるように
手紙を書き絵を描きアニメを作るのですね
SYO
物書き
シャボン玉が弾けるみたいに、人の命が終わる。目の前で、一瞬にして。
創作者を夢見る青年も農家の純朴な息子も、例外なく殺人を命じられる。
これが戦争だ。本作は一切を功績として描かず、友情を美談にはしない。
現実の犠牲の上に築かれた鎮魂と警鐘の物語。観て、悼み、祈り、誓う。
江口ともみ
タレント
南国の穏やかな景色の中で、兵士たちが抱えていた思いが静かに伝わってくる物語でした。戦争というと敵と戦うことばかりが語られがちですが、長く続くほど仲間同士の気持ちもすれ違い、支え合いながらも心が疲れていく。極限の状況で揺れる人の気持ちが丁寧に描かれていて、改めて戦争が残すものの重さを感じました。
辻田真佐憲
評論家・近現代史研究者
「あの戦争」でも屈指の激戦を、親しみやすいキャラクターとエモーショナルな物語によって現代に鮮やかによみがえらせた。南国らしい色とりどりの自然と、圧倒的な精度で描かれる戦闘シーンには、ともに徹底した取材の成果が光っている。戦後80年という歳月は、ついにこの傑作をわれわれにもたらしたのだ。ペリリュー島はもはや“忘れられた戦場”ではない。
伊藤さとり
映画評論家・映画パーソナリティ
可愛いキャラクターなのに壮絶な体験を強いられる。
だから目が離せない。
ずっと平和を祈って
彼らの幸せな未来に想いを馳せて
物語の所々に散りばめられた愛を集めて泣いていた。
アニメにする意味がある映画、それが『ペリリュー』。
はあちゅう
ブロガー/商品プロデューサー
可愛いタッチのアニメだから、見られましたが、
実写だったら、直視できないほど残酷で、
最後まで見れなかったと思います。

本来なら、夢に捧げられたはずの若者たちの
かけがえのない青春が、戦争によって奪われてしまうーー


その事実が胸に刺さり、
「戦争の悲惨さ」を改めて突きつけられました。

同時に、今まさに世界で起きている現実から、
簡単に目をそらしてはいけない…と背筋が伸びる作品でした。
ねづっち
芸人・漫談家
常に死と隣り合わせの過酷な状況。
戦争ほど悲惨なものはないことを痛感しました。
そして、国のために戦った先人たちに敬意を払い感謝し、平和な世の中を保ち続けなければいけないと強く感じました。
山谷花純
俳優
明日が来る事が当たり前となっている現代。
それは当時、目の前に広がる今を必死に生き抜いた人達の存在があったから得られている世界。
光を求め影を彷徨い生き抜いた方々の命の灯火が優しい絵のタッチで描かれていました。
日本に生きてる1人の人間として。
死ぬまでに知れて良かった本当が此処に在りました。
今夜眠りにつき、明日目にする世界はどのように映るのだろう。
そう思える映画でした。
舛添要一
国際政治学者・元厚生労働大臣
ペリリュー島は、サイパン、グアム、ガダルカナル、マリアナなどと並ぶ太平洋戦争の激戦地だが、多くの日本人がその事実を知らない。玉砕した日本軍の壮絶な戦いを描くこのアニメ映画は、美しい南太平洋の島で起こった戦争の悲劇を追い続ける。敗戦すら知らずに戦い続ける日本軍兵士たち、二度とこのような無謀な戦争を起こしてはならない。
坂本梨紗
フリーアナウンサー
作品を通して、穏やかな日常や人生で夢を持てること、大切な人がそばにいること、その全てがどれほど尊いことなのか痛切に感じました。温かみのあるキャラクターの絵と美しいペリリュー島の景色の中で描かれる戦争は、とてつもなく残酷で悲しいものでした。私の命は、この歴史の上に、そしてたくさんの人の命が繋いだ未来の上にあるのだということを忘れないようにしたいです。この映画を通して平和の祈りが世界に届きますように。

でか美ちゃん
タレント
主人公たちが攻め入られる場面、私は「生き延びて」と思わず祈っていた。それはどんな国の人に対しても持つべき感情のはずなのに、主人公たちに祈ってしまったのだ。不意に炙り出された残酷さに、我ながら心底軽蔑する。でも、この感情を意図的に引き出して戦いの駒にするのが戦争なのだ。
エンドロールに並ぶ様々なルーツを持つであろうスタッフの名前。戦後80年に公開された作品、といつまでも言えますように。戦争反対。
上柳昌彦
ラジオパーソナリティ
私は父や母から戦争体験を聴いて育った。
しかし南方の戦線での事となればまた上の世代の話となる。
武田一義先生は漫画でそれを後世に残そうとして下さった。
戦場で起こった事を取材を元に描き、今回は劇場アニメ映画に。
主人公役の板垣李光人さんは実際にペリリュー島に足を運び声優に臨んだという。
武器兵器はリアルに描かれている一方、悲惨なシーンはアニメとしての配慮がそこにある。様々な世代に観て欲しい作品となっている。
戸川みゆき
旅行系インフルエンサー
ダイバー憧れの地、パラオ。
以前、私がツアーで訪れたペリリュー島では、美しい青い海が激戦によって流された血で真っ赤に染まったと聞き、絶句。
予告編の可愛いアニメタッチの映像を観て「ペリリュー島の悲惨さや実態が伝わるの?」と感じた思いは、本編の開始後すぐに正されました。
戦うしかなかった人々、決して美化してはいけない時代背景。
戦後80年の今、私たち日本人が必ず観るべき一本でしょう。
犬童一心
映画監督
戦争の理不尽は、いつだって若さを飲み込んでいく。過酷な日々にもあった「青春」と「絆」、その煌めきが胸を打つ。彼らが帰りたかった「日本」は尊く美しい、今どこにそれがあるのかと見回してしまう。
良い意味でアニメーションであることを忘れていた。「戦後」が永遠であって欲しい、スタッフ、キャストの強い思いが画面から迫ってくる。
見取り図・盛山晋太郎
芸人
大好きなマンガのアニメ化で、かわいいタッチのキャラクターたちが動いて、セリフ や環境音、音楽が入ると原作マンガとはまた違った説得力を持ち、心に響きました。
普段、好きなマンガのアニメ化をあまり見ない僕ですが、『ペリリュー』はアニメに なって親しみやすさを感じましたし、原作マンガの良さを損なわない展開に引き込ま れました。観終わったあと、ただただ一生懸命生きるしかない、まっすぐに生きよう と思える、大切な作品です。
小玉ユキ
漫画家
絵柄はふんわりとしてかわいいけれど、戦争の残酷さと狂気の描かれ方はとてもリアル。

この話が、事実に忠実に描かれていること、私たちの国の人たちの話であること、そしてこの時からたったの80年しか経っていないことを、しっかり受け止めなければならないと感じました。今こそたくさんの人々に見てほしい映画です。
宇野維正
映画ジャーナリスト
心も身体も衣服もだんだんと擦り減っていく様が、
キャラクターや南国の美しい風景とのコントラストによって、
実写作品よりもむしろ克明に浮き上がっていく。
終盤、時間の経過を描くその演出の残酷さに思わず息を呑んだ。

三枝成彰
作曲家
2014年、ペリリュー島に行った。私が関わる六本木男声合唱団 ZIG-ZAGでは、かつての激戦地を訪ねて歌を捧げる戦没者慰霊献歌 ツアーを今まで5回行ったが、その第3回だった。
ここで本当に戦争があったのかと思うほど、天国のような美しい 島だった。
原作も読んだ。この作品には反戦を願う強いメッセージがある。
戦争の残酷な話が描かれるなか、武田さんの田丸たちを見つめる 目線はあくまで温かい。
新しい時代の反戦メッセージが多くの人に伝わればと思う。
田ケ原 恵美
タレント・アナウンサー
絶望的な状況下で、本音と建前のあいだを揺れ動きながら“生き残ろう”とするメインキャラクターの姿が強く心に残りました。その人間らしい願いの“重さ”は、私たち観客に、彼らならではの選択をどう受け止めるのかを問いかけてきたように思います。
また、緊迫感の一方で、三頭身の可愛らしいキャラクターたちが見せる、現代の私たちとも変わらない“普通の若者”としての言動には、思わず親近感を覚える場面も。単なる歴史の描写に留まらず、その時代を生きた一人ひとりの存在を感じさせ、観終わったあとも余韻が続く作品でした。
柏木悠(超特急)
俳優・アーティスト
戦争は2度と繰り返してはいけない出来事であり、こんなにも悲惨なものだと改めて痛感させられる作品でした。
そして常に死と隣り合わせの戦場での臨場感もありつつ、僕らも戦場の中にいるような描写がとてもリアルでついのめり込んで見てしまいました。
何より、板垣李光人さん、中村倫也さんをはじめ演じる方々の作品にのめり込ませる圧倒的な演技力がこの作品の良さを引き立てていて時間が一瞬で過ぎていきました。
ひろたみゆ紀
ニッポン放送 アナウンサー
碧い空と海、白い雲、そして緑は深く花は鮮やか…楽園のような島ペリリューに、三頭身のかわいい兵士たちが船で到着する。
田丸は言う「漫画家になるのが夢なんて場違いで言えない」。みんなも言えない「死にたくない」と。
かわいい絵が、戦争の残酷さを浮き彫りにする。でもその可愛さゆえに引き込まれた真実の物語が二度と繰り返されぬよう、私たちは次にバトンを渡す使命を背負ったのだ。
馬場典子
フリーアナウンサー
ペリリュー島での壮絶な日々が
美化されず誇張されず描かれるからこそ、
色々と胸に迫ります。

“敵”は、米軍だけではなく、
何が“真実”なのか
思考停止に陥っていないか
違う意見に耳を傾けられるか
人は「その時」、どの道を選ぶのか。
戦時下も平和な現在(いま)も、
悲劇の根っこは同じであることに気づかされます。

そんな中、希望を与えてくれたのは、2人の絆でした。
そして主人公の優しい眼差しは、
虹、星空、自然、そしてたとえば「ただいま」の一言。
そんな“当たり前”の美しさや尊さを教えてくれました。
高嶋秀武
ラジオパーソナリティ
息を飲む南国の大自然と戦争とは、全く相いれないがアニメがその悲惨さを緩和し 非戦を訴える。主人公田丸は、「功績係」として戦地で命を落とした兵士がいかに素 晴らしい働きをしたか虚実織り交ぜて書き記す。だが、死にゆくものにとって功績な ど何の意味も持たない。生きたいと願いながら死んでいった多くの若者がいたことを 、今の若い人にも知ってほしい。楽園に戦争はいらない!
藤津亮太
アニメ評論家
戦争を描いたアニメ映画にまた一つ忘れられない作品が生まれた。
ヒロイズムからも悲壮美からも遠い「死」が無惨に積み上げられていく。
“私たち”は今もまだペリリュー島にいるのかもしれない。
カモシダせぶん
書店員芸人
原作マンガの可愛さ、美麗さがしっかりスクリーンでも再現されていました。だからこそ戦争の残酷さが胸に来る。書店で働いていて、このマンガをきっかけにペリリュー島にいた日本兵のことを調べたいと問い合わせてきたお客様がいました。この映画も沢山の方に見てほしい。戦争は死が当たり前の空間で、絶対に起きてはいけないことだと認識するべきだと強く思いました。

梶尾真治
SF作家
ギャグマンガの登場人物かと思える柔らかな印象のキャラクターたちがたどる地獄巡りに圧倒されました。
大人たちが上映後、席を立てない体験であることはもちろんですが、同時にすべての子どもたちにも本作を観せてあげたい。これが戦争だったのだと教えてあげたい。
これは、あなたの曾祖父さんの世代が現実に体験したことなのだと。
古谷経衡
作家・評論家 
圧倒的な戦争映画だった。そして、「戦争が終わった」イコール「戦いが終わった」わけでは無かった。
田丸の才能が、人の命を助けることに使われることが、本作が持つ普遍なテーマ性ではないか。
いかにも、アニメ・漫画は創作物でありデフォルメの芸術だ。しかし史実から創られた本作にこそ、
戦争を知らない私たちの世代が知りうる、最も残酷で悲惨な、そして戦争とは無縁の、
美しい南の島の実相が再現されている。語り継ぎたい傑作が誕生した。
神田莉緒香
シンガーソングライター
信じる。選ぶ。生きる。
柔らかくも厳しい描写と、与えられる想像の余地の中で、この言葉を深く考える。
当たり前ってなんだろう?
この作品を通して考え続けることが、今生きている私たちにできること。まずはここから。
須賀川拓
戦場ジャーナリスト
アニメという表現は、どこまで戦争の惨さ、命の尊さに迫れるのか。その答えがこの作品にはある。“人間が壊れていく”戦場を、私は突きつけられた。世界のどこかでは今も、空爆に備えて子どもを別の部屋に寝かせる。明日の朝、誰か一人でも生き残れるように――。80年ものあいだ、日本で保たれてきた“奇跡のような平和”。その奇跡を自覚し、次の世代へ繋げられるのか。この映画が突きつける根源的なメッセージを、一人でも多くの人に受け取ってほしい。
ダイノジ・大谷
お笑い芸人
戦争の現実とはこんなにむごたらしいものなのか

なんと
愚かで
残酷で
非道で 
理不尽なのだ

辛く厳しい描写に感情がぐちゃぐちゃになる

それでも
こう言いたい
これは観るべき作品だ

多くの人が観るべき作品だ。
本当に観てよかった
会田誠
美術家
可愛くて丸っこい血しぶきと血だまりと腐肉としゃれこうべ、そしてZ世代のような喋り方‥‥大切な伝承のため、確かにこの手があったか!と深く納得しました。
牛窪恵
世代・トレンド評論家
立教大学大学院 客員教授
洋上の楽園を、一瞬で「地獄」に 変える戦争。

激しい銃撃戦や命を奪い合う残酷さが リアルに描かれる一方で、
主人公・田丸と仲間たちとのふれあいや、 島に生きる色鮮やかな鳥と生き物、 そして降るような星空の美しさ、尊さに 心癒された。

田丸が特技の漫画で、仲間に 故郷や家族の温かみを思い起こさせ、 笑顔を取り戻させるシーンに、 涙がこぼれた。
終戦80年のいまこそ観るべき秀作だ。

なすなかにし・中西茂樹
お笑い芸人
作品を観てふと幸せとは何かを考えてみた。辿り着いた答えは意外なほどシンプルだった。それは、「当たり前ほど幸せなものはない」ということ。朝日を浴びて目が覚める。誰かと一緒にご飯を食べる。大切な人と共に笑う。退屈だと思った毎日も、つまらないと叫んだ日常も、何でもない時間こそが、実はいちばん贅沢な瞬間だったのだ。この作品は、きっとその気づきへの第一歩になるだろう。見終わった頃、あなたも「当たり前」の景色の素晴らしさに、必ず気づくはずだ。
なすなかにし・那須晃行
お笑い芸人
僕は1980年生まれ。学生時代に授業で映像を踏まえ、歴史を知りました。僕のお父ちゃんは80歳をとうに越えてます。
幼少期に庭に爆弾が落ちてきたが、不発弾だったことを覚えているそうです。

僕が知らない経験を、リアルに教えてくれたお父ちゃん。僕にとっての考え方を、向き合い、考えさせられた経験でした。この映画は、これから若い方々が、向き合う為に入りやすいタッチでの表現の映画だと思います。
この映画でちょっとでも考えれる時間を思えれば、自分にとって大切な時間になると思ってます。是非ご覧ください。
斎藤幸平
経済思想家
ペリリューという「楽園」で、若者たちは何を見て、何を失ったのか。本作は、可愛らしい画風の奥に、帝国の論理に飲み込まれた普通の人々の痛みと葛藤を刻み込み、私たちが〈戦後〉を生き続けるとは何を意味するのかを鋭く問い返す。戦争の足音が再び迫る終戦80年の今こそ、この物語は忘却と無関心に抗うための必見の一作である。
河邑ミク
お笑い芸人
絵かわいい!景色めちゃ綺麗!と、のほほんとしてたのは最初の一瞬だけで。なんか戦車リアルやし音とか迫力すごいし、星空が綺麗なのが残酷って思えてきて、気づいたら主人公と一緒に息を潜めたり心が苦しくなったりしました。関係ないと思ってた戦争。自分のおじいちゃんの兄弟の遺影が若かったことを思い出しました。生き方じゃなく命の終わり方について、初めて考えました。鳥や草花を見て美しいと思えることに感謝したいです。
トラウデン直美
タレント
アニメーションだからこそ、直視するのが苦しい残酷な描写も、現実に起こったこととして目を背けずにいられる。

田丸は功績係として仲間の死を名誉のものとして伝える。残された家族への思いやりか、プロパガンダの一部か、自身の知るあの人は本当はどのように死を迎えたのか。なにを信じればよいのかわからないまま戦争の狂気に巻き込まれる。

戦後80年を超えたいま、この痛みを心に留め置くことの重要性が身に染みる。
長野智子
フリーアナウンサー
戦争という理不尽と残酷。アニメーションだからこそ伝えられるリアリティに圧倒されました。
山内康裕
一般社団法人マンガナイト代表理事
敗戦を確実な事実として認識できず、極限状態で何が正しいか分からぬまま決断を迫られる彼ら。その姿は、AIやSNSで玉石混交の情報が氾濫し、真偽の判断が困難な中、スピーディな意思決定を求められる現代と重なる。 不確かな世界に絶対的な正解はない。だが、混沌とした情報を自分なりのフィルターに通し、命を賭し覚悟を持って選び取るその意思決定の姿には、確かな美しさが宿っている。これは過去の戦争の記録ではなく、今を生きる我々の物語だ。
森永康平
経済アナリスト
綺麗な映像と可愛いイラストによって幾分は緩和されているものの、戦争の悲惨さを知るには十分な内容であった。
紺野ぶるま
お笑い芸人
この可愛らしい絵のタッチでなければ最後まで観ることが出来なかったかもしれません。信じた正義やユーモアのある友人と辿り着く現実はあまりに残酷でした。普通の青年が主人公であることでより近くこの物語を感じとれました。これは遠い昔の遠い島での話ではなく、今日も人間に潜む衝動なのだと思いました。ずっと「戦後」が続くために、それを認識することがとても重要だと学びました。